陛下、私の至上の目標は漢王室復興にございます。今は亡き先帝、そして丞相の積年の思い、必ずやこの私が遂げて見せます。

肖像について
 三国志後半の主役として大活躍する姜維さん。どういうワケか、物語後半には武勇に優れた猛将が全然排出されなくて、用兵の巧みな人物ばかりが活躍するようになります。それらの人物の中でも取り分け優秀なのが彼。というわけで、それらしく描いてみたのですが、相変わらず努力が空回り。時間はいつもより余分にかかったんだけど・・・。でも、序盤に描いたものが無惨な出来に見えるようになってきたので、着実に進歩はしてる気もします。ちょっとウレシイ。
 ちなみに今回は、最近アニメ調のイラストばかりだったので少し真面目に描いてみました。目の感じなどはナタリー・ポートマンを意識して描いたんだけど・・・
ぜ〜んぜんわかんないよ! (ノ ̄□ ̄)ノ 〜┻━┻

能力値について
 孔明先生同様、ちょっと性格に問題がある方のようですが、性格だけでなく能力も超一流でしょう。それにしても、突然現れて全体のパワーバランスをぶち壊すような能力。この人も孔明さんと同じように、生まれながらの天才のようです。

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原画

生没年 202 264 出身地 天水郡冀県
職歴 戦歴

 人物データは後日掲載します。

 かの有名な格言、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」は諸葛孔明が考えた計略だけど、それを実行したのはこの姜維。孔明が亡くなって陣中が大騒ぎを起こすなか、それでも立派に兵士を統率して無事退却したのですからその用兵は非常に優れたものだったのでしょう。しかし、残念ながら姜維さんは強烈なインパクトに欠ける人物のようにも感じられます。なんでも優秀にこなしてしまうところがちょっと。その上おバカな行動や言動もなければ愛嬌も茶目っ気もありません。真面目すぎます。私的には魏の蒋幹のようなおバカぶりがあったほうが愛せます。孔明先生にはまだ、劉表さん家の長男にはめられてみたり、蝋燭をたくさん並べて変なまじないをしている現場を魏延に見られたり、怪しげな格好をしてノリノリで風変のお祈りをしてみたり、愛せる要素がたくさんあります。司馬懿さんに自分の趣味をお仕着せて女性物の着物を送ったことも有名ですし、そもそもあの白羽扇からして他を圧倒する怪しさに満ちてます。しかし、残念乍ら姜維さんは普通すぎます。悲壮感を漂わせながら必死に戦われては、見る側としてもちょっとつらいです。そのせいで、三国志後半はあまり好きではないわたしです。


関連人物

説明
諸葛亮孔明 卑怯な策略で、姜維を不幸な人生に叩き込んだ張本人。でも全然悪びれず。
ケ艾士載 姜維のライバル的存在。夏侯覇に紹介された時、「なんだ、そんなもの」と姜維に言われる。
鍾会士季 姜維に利用され、結果仲良く鬼籍に。でも本人は死ぬまで騙された事実に気づかず。
劉禅公嗣 姜維の主君。絶妙のタイミングでチャンスを不意にさせる特殊能力を持つ。